側溝のマスに何か布の様な物が入っている
ボロボロの汚れた服、よく見ると人間だ
マスの中から出てこっちに来た
年寄りの男性、乞食か浮浪者か
食い物をくれと言う
ちょうど煎餅を持っていたのでそれを渡した
いつの間にかハイエースの荷台を開けて積んでいたリトルカブの隣で横になっている
ここで寝てもらっては困るめんどくさい
スライドドアを開いて起きて降りてくれと声をかける
聞こえないふりをしてるがそうはさせない、でも触りたくない
何度か起きろ降りてくれと繰り返したら降りて行った。
積んでいるリトルカブは小さくて短い、ちょうどモンキー位の大きさ